問題(JIS)

JIS A 5308:2024(レディーミクストコンクリート)の規定に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 普通コンクリートの種類及び区分において、スランプ12cmの採用を促すため、スランプ10cmの区分が削除された。
  2. 安定剤を用いた安定化スラッジ水を使用する場合、目標スラッジ固形分率の上限は6%以下とされており、目標値が3%を超え6%以下の場合は、スラッジ固形分の容積をコンクリートの配合に含めなければならない。
  3. 低炭素化に配慮し、所定の条件を満たす場合は普通ポルトランドセメントと高炉セメントB種を累加計量することが認められており、この場合のセメントの種類を表す記号は「BB+」とする。
  4. 荷卸し地点における強度の検査において、任意の運搬車1台から採取した試料で作製した3個の供試体の試験値の平均値(1回の試験結果)は、指定された呼び強度の強度値の85%以上でなければならない。

【正解と解説】

正解:3

  • 選択肢1:適当
    JIS A 5308:2024では、スランプ12cmへの集約・採用促進のため、普通コンクリートの種類及び区分からスランプ10cmが削除されました(表1、解説5.3)。
  • 選択肢2:適当
    安定剤を用いる場合(B方法)、目標スラッジ固形分率の上限は6%以下まで許容されています。目標値が3%を超え6%以下の場合は「容積は配合に含める」と規定されています(附属書JC 表JC.3)。
  • 選択肢3:不適当
    普通ポルトランドセメントと高炉セメントB種を累加計量する場合、累加後の高炉スラグ分量が高炉セメントA種の上限を超えないものに限定されており、この場合のセメントの種類記号は「BA+」と表記します(箇条9.2.1 e) 3))。
  • 選択肢4:適当
    強度の判定基準において、1回の試験結果は購入者が指定した呼び強度の強度値の85%以上、3回の試験結果の平均値は指定した呼び強度の強度値以上と定められています(箇条5.2)。

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